ennexOSは、SMAが新たに開発したエネルギー管理用のIoTプラットフォームです。関連する複数のエネルギー分野からの全データを結集することができます。エネルギー業界の未来を見据えた最新の製品やサービスを提供するバリューチェーン全体をサポートします。
運転プロセスや経済効率分析(設備投資、運用費用、買取価格、補助金など)に関する主要な入力データがすべてennexOSで一括して記録されます。
このプラットフォームは、高い拡張性と安全性をもつ増設可能なIoTデバイス、クラウド、ポータルから構成され、以下のような機能が備わっています。
- デバイス、システム、ポートフォリオの管理
- 外部の電力計、スマートメーター、センサー、アクチュエータのシステム統合
- 測定値の記録、集計、保管といった、インテリジェントなデータ(測定値)管理
- イベントの生成と記録
- ユーザー、ロール、ライセンスの総合的な管理
- プラットフォームコンポーネントの更新やアップグレードの管理
- オンサイトおよび遠隔操作でのデータ表示
- 分析、予測保全、アラーム送信、レポート作成
- システムバス、スマートホーム、スマートビルの各システムにおける通信接続
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- EEBus、Modbus RTU/TCP、 SMA Data、SMA Data 2+
- M-Bus、KNX、BACnet、SEP2.0(開発中)
- IEC61850、IEC60870(開発中)
- クラウドからの安全な双方向ライブデータ通信
- ローカルおよびリモートでの設定
- データのインポートとエクスポート(FTPプッシュ方式、CSV形式でのエクスポート)
- ブロックチェーンの組み込み
- REST API経由のデータアクセス
- バックアップと復元